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ワガママいっぱいのスペシャルハウス

新築 お父さんが大工さんと一緒に建てた家
(多度津町・山本様邸)

お父さんが大工さんと一緒に建てた家

塗装業を営む山本様が、大工さんと現場で「あーだ、こーだ」と相談しながら、
たっぷりと時間をかけて『ワガママをカタチに』しました。
山本様が私たちと一緒に建てたこだわりの家をご紹介。

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壁の塗装はお施主さまの腕のみせどころ

お施主様の山本兼次 様

国道11号線から少し入っただけとは思えないほど、のどかな田園風景が広がる場所に、
「お父さんと大工が一緒に建てた家」はあります。
塗装業を営まれている山本様は、「家で使う木はこういう塗装をしたい!」「壁はこんな風に塗装したい!」
と当初から家づくりに強いこだわりを持っていました。
会社が併設されたこの自宅は、いわばショールームのようなもの。
自分の家だからできる、塗装における様々な挑戦も行われたようです。
そんな山本様が大工と一緒に建てたこだわりの家はいったいどんな家なんでしょう。

お施主様の山本兼次 様

外観

エントランス

玄関まわりへのこだわり

玄関は、毎日の家族の通り道でもありますし、 お客さまが来られた時に最初にお通しする場所でもあります。 お客さまによったら玄関でお話を済まさせる事もあるでしょう。 いわば、玄関は家の顔といっても過言ではないのではないでしょうか。

瓶

省スペースならではの工夫

玄関前は、自宅兼社員用のガレージになっております。

緑や水をアクセントに、省スペースの中で家全体と調和させた雰囲気を創り上げております。

メダカが飼われている瓶は、自然のままで瓶に使えるような石を石屋さんから探してきました。

玄関

贅沢に空間を使った玄関ホール

木をふんだんに使って、他にはあまりない家をつくりたかった山本様。
その中でも特にこだわられていたのが、大きな柱を中心に二階まで続く階段と玄関ホール。
もったいないような造りですが、階段の下に収納は作らず、ぬけた感じに。
限られた中でも、玄関ホールは魅せるものにしたかった山本様の意向により、できるだけ広く開放感があるように作りました。

玄関扉の格子の間はガラスになっていて、山本様自慢の玄関ホールが外から見えるようになっております。
玄関に敷き詰めた自然の形の石に、玄関框(かまち)も自然な形のままの木を組み合わせており”木の家”がより印象づけられる玄関になっております。

玄関ホール

階段

リビングルーム

笑顔が集まるリビングルーム

宿題を終えた子供たち、仕事を終えたお父さん、洗いものを済ませたお母さんも、みんなが自然と集まるリビングルームは、一番らくちんでくつろげるスペースに。
自分の家ですから、気取らずかっこつけず、そのまんまでいれるのが一番ここちいい!

リビングルーム

「家を支える大黒柱には、どうしても原木で丸太が使いたい!」と山本様が言いました。そこで、「ちょうどいい木がある!」と、いつか使いたいと倉庫に寝かしてあった原木を大黒柱にすることに。その丸太を山本様自らが10日間ほど削って、棟上の時に入れました。こだわりの強い山本様は、その後も毎日毎日削って、磨いて、最後に塗装をかけました。そんな立派で美しい大黒柱は、この家を支えているだけでなく、息子さんたちの笑顔いっぱいの暮らしをも、どっしりと支えています。

まるで大人の遊びのような建築現場

リビングの上の梁は「普通なのは嫌だなー」という山本様の要望を受けて、倉庫に寝かしている丸太を見ながら、
みんなで「どんなんがええかなー?よし、ちょっと削ってみよう!」とチャレンジして作った力作。
まるで大人の遊び。この家づくりでは、そんなことが日常茶飯事となっていました。

キッチン

小料理屋のようなキッチン。対面キッチンなのに座卓

テーブルと椅子というのが対面キッチンの定番ですが、山本様邸は一味違います。
「昔から正座してご飯を食べていたので、座卓がよかった。」と話す山本様。
畳の間自体がリビングから少し小上りになっていて、キッチンの対面は、正座してご飯を食べるのにちょうどいい高さのカウンター。
奥様は、まるで小料理屋の女将さんのように、キッチンからアツアツの料理をカウンターに並べます。
家族の笑顔あふれる食卓もまた山本様のこだわりが生み出したのです。

キッチン

子供部屋を見せていただきました。

2F階段を上がったところで4枚の扉が現れます。

お兄ちゃんの部屋

寝るときはお兄ちゃんの部屋のロフトで!

ロフトって楽しそう

3階建てに見える外観

階段を上がると六角形の空間、目の前に4つの扉が現れます。(角度的に難しく、写真では撮れていないのですが・・・)
左から、お兄ちゃんの部屋、弟くんの部屋、トイレ、ご夫婦の寝室となっております。子供さんたちは、自分たちの部屋の壁紙は自分で選びました。
子供たちそれぞれの部屋に設置されたロフトは、屋根裏部屋みたいな感覚で、子供たちにとってはとても楽しいスペースに。
ロフトは通常暗くなりがちなのですが、窓を設置することで明るいロフトに。
また窓を設置したことで、「3階建ての家なの?」と言われるような外観になっております。

バスルーム・トイレ

  • バスルーム
  • トイレ

お風呂は、木目調の壁がシックで大人っぽい雰囲気になっています。
トイレですが、男ばかりの山本家にとってはとても重要な位置づけをされており、小便器の設置は家を建てる前からの重要ポイントでした。
山本家にとっては、使い勝手のいいこだわりのトイレになっているようです。

ハイクオリティアイテム

経験ある棟梁だからこその知恵と発想がいっぱい!

既製品をほとんど使ってない山本様邸。
現場で棟梁と山本様が相談しながら作っていきました。

「図面からでは使い勝手まで判断することはできないから、大工さんの、
経験と提案がとても助かりました。」と話す山本様。
職人としてこんなにうれしい言葉はありません。

障子や、蛍光灯カバー、キッチンのカップボードなど、
こんなものまで!?という驚きのアイテムも。

そんな、棟梁の提案によって作られた山本様邸の各所を一挙ご紹介!

キッチン横の格子

何かと便利な小物入れ

この家に合う既製品ってあるのかな・・・

インパクトのある丸太を使った大黒柱や天井の梁、無垢の木の床など、木をふんだんに使ったこの家に合うベストなものを、既製品の中から探すより、棟梁や私たち、山本様の想い描くものを作ってしまうことで、理想の空間に仕上げております。

キッチン横の格子
キッチン横の格子
障子などの建具

お父さん、ありがとう

夜景の写真を撮影していると、興味を持った息子さんたちがやってきて、
液晶モニターをチラリ。そこに写っていたライトアップされたお城のような家をみて、「うわー、すげー、かっこいい!お父さんに“ありがとう”って言お」と言いました。
山本様が大工と一緒に建てたこだわりの家は、今日も家族を温かく包んでいます。

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