孫の遊び場(丸亀市・S様邸)
丸亀市土器町に築150年の古民家があります。
暗く使われていなかった応接間を、お孫さんが遊べる場所にしたかったと話す耕造さん。
今ではお孫さんだけでなく近所の子供たちも遊びにくるそうです。
スラリと長身でとてもおしゃれな耕造さんと、もの作りが大好きな奥様ツヤ子さんに、家づくりのこだわりや、道のり、私たちと一緒に家づくりをしていただきましたお話などをお聞きしました。
お酒好きの耕造さん。
シラフでインタビューなんて恥ずかしいということで、晩酌しながらのインタビューとなりました。
おかげで、本音のお話をたくさんしていただきました。
- 亀山工務店と出会ったきっかけは?
- 幼なじみの知り合いやって紹介してもろたんや。
- 耕造さん:
- 近所の幼馴染の友達のとこに亀山くんがよう来てて、その幼馴染と話してたら亀山くんとこが話に出てきて、それならうちもリフォームをやりたいから、紹介してくれ言うて、やってもらうことになったんや。
- リフォームのメインはどこだったんですか?
- 真っ暗で物置になってしまった応接間。
- 耕造さん:
- 玄関入ったとこと、その先の応接間。
応接間が流行った時期があって、玄関入ったとこはもともと親父が作った応接間やったんよ。廊下があって、部屋があって。
でも応接間いうても窓がないから、真っ暗やって。最近では物置になってしもてたんや。それじゃあもったいないきん、つぶそうと思ってたんよ。
- 玄関もリフォームしたんですね?
- 中がきれいになったら
そらぁ玄関も直した方がきれいよなぁ。
- 耕造さん:
- 木は自分の山の木を使って、それを自分で磨くなら、取り付けるのはサービスでしてくれるっていうので、それやったら全部お願いするよりは金額的にもやってもええかなぁと思って、結局玄関もお願いすることにしたんやけど、木を磨くんにどんだけ時間がかかったか。毎日毎日磨いてホンマに大変やったんや。
やけど、こうやって今思い出になってるのを思うと、大変やったけどやってよかったなぁと思ってる。
社長のこだわりでリフォームされた玄関。
- リフォームすると決めた当初から
滑り台とか遊具を置こうと思ってたんですか? - 孫が来たときの
遊び場をつくりたかった。
- 耕造さん:
- 孫の遊び場にしたいという思いはずっと以前からあって、孫がよくくるから遊べる場所をつくりたかったんや。
うちには山があったから使える木があるかもしれんと見に行くことになって、いい木があったから、すぐ上の山から全部引いてきた。
お孫さんの感想は?
- 耕造さん:
- 盆や正月は満員御礼で、遊び出したらみんなで遊んでるわ。
そらもうわやじゃ(笑)
その他リフォームしたのはどこですか?
- 耕造さん:
- 縁側の廊下が古くて、ベニヤみたいなのがはげてきてたんや。
段差があったのもあって、ついでにあげてもらったたんや。
酔っぱらって座敷からトイレいくのに、段差があったら危なかったんやけど、あれはええわ。
- 亀山工務店の仕事はどうでしたか?
- 大工の仕事が上手やったわ。
丸もんを上手に使える大工さんでよかった。
- 耕造さん:
- この家は、私で4代目なので、築140年〜150年になります。
今頃は丸もんを使える大工は少ないんよね。
でもうちにきてくれてた大工は丸もんも扱える経験ある大工やったんや。
上になったら、丸もんに丸もんを今度は入れないかんやんか。
最近は角もんの木(四角く加工された木)でやってるから、丸もんを使った事がない大工さんが多いやん。
でもの亀山くんとこの大工は丸もんや難しいことをやるんが、上手やったなぁ。
- ツヤ子さん:
- 丸い木をな、ぴょぴょぴょーんと切ってな、切ったとこをいれるんやけんな。ほりゃすごいわ。
- 耕造さん:
- その大工が、玄関の天井はこうしたらええって言って、竹で難しいことやったんや。
言い出したものの、ものすごい大変やったみたいで、あとから大工は「俺、こんなん言うんでなかった。」言うて泣きながらやってたなぁ(笑)。
築150年前の梁そのまま残しています。4代続いた思い入れのある家。
昔の梁は丸太が多いため、新たに必要になってくる木も全体的な調和を保つために丸太になるのですが、丸太は四角い木に比べて経験がとても必要になってくる木とされています。
- 亀山工務店に頼んでどうでしたか?
- ようしてくれた〜!
- 耕造さん:
- いや〜よかったよ!
- ツヤ子さん:
- ようしてくれた〜!
工務店から
S様へのありがとうメッセージ
- 工務店からお施主さまへ。
- おいしい手料理を食べに。
今ではご近所のお子さんたちも遊びにいらっしゃるということで、楽しい遊び場になっているのですね。
いつもお邪魔すると、夕飯をごちそうになりありがとうございます。
ツヤ子さんの手作りのお漬け物や梅干しやお味噌など手土産まで持たせていただきましたね。
お二人がお孫さんたちと楽しい時間をいつまでも過ごせますように、私たちもこれからもまだまだがんばらせていただきますね。
またおいしい手料理を食べに子供たちを連れて遊びに行きたいです。
亀山工務店